福島原発第1号機の再臨界を伴う水素爆発の可能性が払拭されない為、気を緩める事なく、詳細な情報収集を欠かさない日々が続いています。5月の連休でもあり、子供のリクエストでテーマパークにも出向きたい所ではありますが、慎重にならざる負えない状況です。TDLが再開され、1万人もの人々が列をなし、子供と一緒に地面に座り込みながら開園を待つ家族の光景をニュースで見ましたが、東京・千葉・埼玉では、つい先日まで、連日放射能飛散が確認されており、ある意味、自殺行為ではないのかと、勝手ながらに心配しておりました。ここへきて、1号機の水素爆発が現実味を帯びる中、自身周囲の40歳未満の女性と子供に対して、ヨウ化カリウムの携帯が必要な状況と判断しました。もちろん、災害に対する備えであり、使う必要のない平時が続く事を願うばかりですが、いざという時には、服薬を優先させ、遠方への避難、もしくは濃厚被爆期が過ぎるまでの繋ぎが目的です。あくまでヨウ素に対する甲状腺被爆予防ですから、他の、セシウム・テララ・ストロンチウム・ウラン・プルトニウム等の核種に対する予防薬ではありません。実際に服薬するかについては、専門的判断が必要ですが、まずは、ヨウ化カリウムを確保しました。
ただ、もし1号機が再爆発を起こした場合は、チェルノブイリ級の高濃度放射能遠隔飛散が予測され、東北及び関東全域は壊滅状態である事に違いありません。現時点で濃厚汚染地区である福島県と茨城県に加え、既に、放射線管理区域と言っても過言でない、東京・埼玉・千葉を含めて、居住放棄すべき事態になり兼ねない。後手後手ばかりの東電の対応が、更に、裏目に出ない事を祈るばかりです。