4月7日から確認されている福島第1原発1号機の再臨界兆候により、同日以降、福島周囲各県の降下物モニタリング放射能値が上昇している。1-2日前に1号機内の放射線量急上昇情報は得ていたが、甘く考えすぎていた様だ。仮に、この状態で1号機が水素爆発を起こした場合は、高濃度の放射能物質が日本全域に飛来する事が予測され、既に、局所放射能汚染がチェルノブイリを超えると言われる中、被害範囲でもチェルノブイリを超える可能性が出てきている。少なくとも、1号機のベント解放により、これ迄の3倍の濃度の放射性物質が飛来する事になる為、やはり、しばらくは安易な外出は控えておこう。今後も1号機から目が離せない。
1号機の放射線量
京都大学原子炉研究所 助教 小出裕章先生の
電話インタビュー