経済学的分析法として、興味深い数値がある様ですね。それは、時間割引率!今日の100円か?1年後の150円か?という事の様です。何のこと?と思う方も多いと思いますので、説明文書を転載しました。
「今日100円を受け取るか、1年後に同じ100円を受け取るかと言われれば、誰でも今日受け取ったほうがいいと言うだろう。しかし、現在の100円と1年後の110円とどちらがいいかと言われたらどうするか。さらに、1年後の金額を130円にしたらどうだろう……。こんなふうに受け取れる金額を少しずつ増やし、いくらまで上げれば1年待てるかを調査する。例えば、今日の100円と1年後の150円が満足できる等価だったとしよう。この比率が「時間割引率」になる。時間割引率とは、将来を「割り引く」割合のことだ。現在の利得と将来の利得の交換比率を表すが、その比率は利子率で測るので先の例でいえば今日の100円と1年後の150円が等価だったとすれば、割引率は50%となる。冷静に考えれば、100円より150円のほうが価値が高い。それならば今日我慢して、1年後に150円を受け取ったほうがいいと思うはずだ。しかし、人間は誰しも、将来の利益より目先の利益を優先する傾向を持っている。時間割引率はそんな人間の「せっかち度」を測るモノサシでもある。」
という評価方法の様です。最初に思いついた学者さんの視点は素晴らしい!行動学的にも経営学的にも有益な解析手段だと思います。メモメモ・・・・・。ただアンケート調査が必要になりますので、その点は面倒ではあります。